花・花・・・
雨がよく降る。
そして晴れ間。・・・晴れ間の度に暖かくなる。
毎年のことながら、季節のめぐりを愛おしいと思う。

大手術を乗り越えて、約半年ぶりに訪ねてくださった人。
日に日に暖かくなることを心から待っている気持ちだ。

庭のサクランボの花が満開。
メジロやヒヨドリが入れ替わり立ち替わり飛んできてくれる。
今年も甘い実をいただけるかな?

犬山の個展が無事に終了し、束の間、ゆったりに時。
会期中何度も何度も来てくださった方、毎年待ってくださる方、初めて来てくださった方。
今年最初の作品展は楽しいものになりました。
明日から5月の作品展に向けて、バーナーに向かう日が続く。
今日はこれから友人の個展に出かける。
Date: 2010/03/15


作品は・・・
オリンピックも今閉会式。
今日から3月。春。
2月の初め、昨年亡くなった作家の遺作展に友人と二人で出かけた。
「母が亡くなりました」・・・と突然の訃報。
そして間もなく、「遺作展を開催します」・・・とご子息よりの手紙。

雪が舞う日、新幹線も遅延気味。
関ヶ原から米原あたりは真っ白の雪景色。
京都の町は冷たい風が吹いていた。

こじんまりしたギャラリーには懐かしい作品が並んでいた。
気持ちの良い人だった。
からっとした、マイペースだけれど、繊細な思いやりを感じさせてくれる人だった。
私が出会った頃の作品から、最近の作品まで・・・。
どの作品も彼女そのもの、「ああ、こんなだったよなあ」・・・。

元気ならば、この2月このギャラリーで個展の予定だったとのこと。

ものつくりの姿勢や創作への思いは私とは少し違うものがあったけれど、何か心引かれる人だった。
「遺作展かあ・・・」

三条通をブラブラ歩いて、作品の余韻を噛み締めながら、私と友人は暖かい気持ちの中にいた。
ぐるりとまわって、六角堂の前「お参りして行こう」。
春また、京都へ来たいなあ・・・と。
Date: 2010/03/01


2010/03/01
冬のライオン


いろいろ鑑賞
毎年のことながら、年明けは動きが鈍く家にこもりがち。
・・・と思っていたが、けっこうあちこち出かけたようだ。

1月末に「ハワイアンの夕べ」
本格的にフラをやっている生徒さんが出演するというので、夫といっしょに名古屋まで。
冬の真っ最中にハワイアン?・・・という感じだが、いやいや季節には関係ない。
前にも観に行って、これがほんとのフラなのか・・・と、激しいショックを受けて、機会があれば是非また観たいと思っていた。
ハワイの伝統的な文化なのだと改めて敬意をはらう。

その二日後には、日本の伝統芸能、狂言鑑賞。
毎年の「万作を観る会」公演。
新春にふさわしい華やかな曲、「六歌仙」から作られた狂言は、観る機会がなかなかないそうで、装束の豪華さや和歌の名手たちもかく有りなん・・・。

久しぶりの映画「海獣たちのいるところ」
子供の絵本の映画化。
我が家の娘たちが小さかった頃、大好きだったたくさんの絵本のなかでも、特に好きだったかもしれない。
まさか、これが映画になるとは・・・。
突然思い立って、観に行って来た。

舞台公演「冬のライオン」
随分昔、まだ結婚したばかりの頃、平幹二郎のハムレットを観たことがある。
タイツ姿の美しさが印象に残っている。
この「冬のライオン」、平幹二郎は3時間ほとんど出ずっぱり。
衰えを見せない力強い声は客席のお腹へ直接響いてくる。
なんと76歳とのこと。
シンプルな舞台装置が幾度も回転して、跡目争いという単純な物語を飽きさせることなく舞台に集中させていた。
后役の麻美れいは、もうこれは何も言葉にすることもできない程に「素敵!」のひとこと。
王と王妃の衣装が印象に残る。

本物を観る・・・・・。
すっかり遅くなってしまった帰りの車の中、開演前におにぎり食べておいて良かったね・・・それにしてもすごい舞台だったね・・・と、夫と共に余韻に浸る時間が嬉しい。
Date: 2010/03/01


これも美味しかった!
七草粥・・・・1時間以上かけて、ゆっくり炊いた粥。
七草の緑が美しい。
さっぱりの粥が美味しかった!
Date: 2010/01/08


美味しい!
義兄からお伊勢参りのおみやげ。
そりゃあ「赤福」でしょう!
Date: 2010/01/08


お寺巡り
本日は私の仕事始め。
段取りがイマイチ・・・なんだか無駄な動きの多い一日だった。

昨日1月7日、「高蔵福徳神巡拝」に初めて参加した。
同行者は仕事が丁度お休みだった娘と多治見の姉。
早朝からの雪にビックリしながら、まあ車で回ることだから大丈夫・・・と出発。
高蔵福徳神巡拝は100年の歴史を持つ、正月7日のご縁日。
高蔵寺近辺の七福巡拝のことだ。
昭和38年からは三徳神が加わって、高蔵福徳神十寺参拝となって今日に至っている。
正月7日には名古屋駅から高蔵寺まで臨時の列車が走っていたこともあるほど、知られていたらしい。
・・・が、私は初めてのこと。
なんだか遠足気分でワクワクの寺巡りだ。

もともと高蔵寺地域は古い土地で、私の実家の檀家寺もこの地にある。
1000年以上の歴史を持つお寺だ。
もちろん十寺の中に入っている。
観光バスで巡る人たちもあって、これは2000円で3時間くらいかけて巡るらしい。
途中で何度かバスと一緒になると、大変な人になり、けっこう何台もバスが走っていたようだ。
近くでありながら、一度も訪ねたこともないお寺は、当然それなりに歴史が有り、改めて暮らしているこの土地に愛着を持つことになった。

訪ねる寺ごとに「お接待」がある。
みかんや、お菓子、おぜんざいに甘酒、おでんもあった。
冷たい風の中、あたたかいおぜんざいはホントに嬉しい。
たき火に当たってしばし暖をとったり、ゆったりの時間が嬉しい。

この巡拝はスタンプラリー形式になっていて、全部のお寺を参拝してしタンプをいただくと「満願」。
農協で抽選会に参加できることになっている。
子供たちも多くいたのはそのせいかな?
バスのスタートが農協になっていたから、きっとにぎやかだったことだろう。
私は朱印帳に御朱印をいただいて記念にできた。

午後からは雪空が去って、爽やかな青空になった。
5時間弱のお寺めぐりは、なんだか爽やかな気持ちをいただくことができた。
来年も行ってみましょう。



Date: 2010/01/08


2010/01/02
お正月の雪


真っ白な雪に・・・
2010年が開けて今日は2日。
大晦日からの雪が今朝も残って、何年ぶりかの雪のお正月。
毎年と変らないお正月を迎えられることに感謝。

厳しさは相変わらずの世の中だけれど、それでも人は逞しく生きていく。
生きていかねばならず・・・同じ生きるなら、楽しく自分なりの意味を見つけて生きていく。
厳しい時代には、人の生き方は大方両極端に分かれていくように思う。
私はできることなら、出会えた多くの人たちと、みんなが笑って暮らしていかれるように、気配りできる人間でありたい。
身近な人たちが幸せを感謝で暮らしていかれるようなら、それを思って暮らしていたら、ひたひたと広がる幸せの波はいっぱいに広がって、この国は皆幸せになれるはず。

「豊かさ」・・・・とは何だろう。
ありきたりの疑問だが、今年はこれを心に持ってやっていくかな。

目先のゴタゴタに心惑わせれて、大きな流れを見失わないように、小さな幸せを見落とさないように。
なんだか楽しい年になりそうだ。

昨年は少々体調を崩したりしたから、やはり今年は健康に気を配ろう。
元気に仕事できることの有り難さを、あの病室で心に刻んだ。
今年も昨年より更に少し仕事も減らし、ゆっくりの時間を増やす。
バーナーに向かう時間は、できれば昨年より多くしたいな。
その時間は何とか作り出そう。
とんぼ玉を作る楽しさ・・・・やっと感じて来たように思う。

ヤマトも年を取り、今年も病院通いが続くでしょう。
一緒の時間をできる限りたくさん。
そして、孫たちとの時間も。
・・・・結局一年はあっというまに過ぎていきそう。

毎年と変らぬおせち、今年は娘も帰って来ていっしょに作った。
「母のおせちをそろそろ教えてもらっておかなくては・・・」
などと、師承なことを・・・。
まだまだ母は君臨し続けるのです!

暖かき 春を描いて 屠蘇の杯

Date: 2010/01/02


2009/12/25
ここ数年、私にとって年末の恒例行事になっている「松元ヒロ ソロライブ」。
クリスマスイブの昨夜、今年も行って来た。
今年は娘も丁度職場の休日だったため同行することになり、夫共々3人で出かけた。

いっぱい笑った。
お腹抱えて笑い、涙流して笑い、息が苦しくなる程笑い、とにかく笑った。
笑って、笑って・・・一年の締めくくり。

会場は200人の満員。
今年の話はヒロさんが「ピースボート」のゲストとして、ベネズエラからコスタリカまでの旅の話を3部に分けて、それを軸に何時ものように今年の話。
1時間半プラス15分のアンコールの予定が、なんと2時間プラス15分。

松元ヒロはのりにのって、会場のすべての人の心をとらえて離さない。
松元ヒロの話芸は油がのりきっている。
人間が人間らしく楽しく平和に生きるために・・・ヒロさんの真ん中にぶれることなくあるもの。
そこに、真摯に物事を見つめる眼、厳しい批判、そして心優しい風刺。

人が人らしく生きる・・・・哲学をする。
一年に一日くらい必要かもしれない。
幸せっていったい何?・・・永遠のテーマを哲学する。
そうした時間を作ることは必要なことだろう。
今のように、とりわけ厳しいご時世だからこそ。

笑うってほんとにいいな。
それにしてもこんなに笑うことは、一年のうちにもそうそうあることではない。

終了後は会の主催者とお手伝いのスタッフの方達と一緒に、ヒロさんを囲んで打ち上げ会。
これも毎年の恒例。
2時間余の熱演を終えたばかりとは思えないほど、元気にまだまだ話は尽きない。
雑談の中からたくさんのネタが生まれると聞いた。

「また来年!」
再会を約束して、帰宅したのが午前1時。
我が家では暫く余韻が続く。
笑って今年も暮れる。




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