ご褒美
先週、香港とホー・チ・ミンへ5日間の純粋観光旅行にでかけた。
友人といしょに総勢5人の、まあ何と言うか「どんちゃか旅」「勝手気まま旅」・・・
私にとっては仕事抜きの旅。
一年間頑張って働いたご褒美の旅。
・・・留守番家族への感謝を忘れない旅。・・・などなど、いろいろの意味ある旅。
そして、心配だったのは術後一月半の身。
食べ物や動きの制限は?・・・
それも、医師の許可が降り、全く心配ない。・・・とはいえ、「無理な行程は慎んでください」・・・と一言釘。

アジア初めての私はちょっとうきうきしていた。
何よりツアーではないから、自由に動くことができるホー・チ・ミンの4日間が楽しみだった。
そして時差も殆ど心配ないのが嬉しい。

にぎやかでしかも緊張感にあふれた愉快な旅、落ち着いてからゆっくり書き込むつもり。
なにしろ、帰国後はこの国は年末、主婦である私にはまあまあ凄まじい程のやるべきことが次から次へ・・・。
ゆっくり旅の余韻に浸るどころではない。

本日クリスマスイブ、お天気も良いので、これから障子の張り替え。
暖かいうちにやりましょう。


Date: 2009/12/24


紅葉が・・・
真っ赤です
Date: 2009/12/02


秋の日差しが眩しい
この奥のお部屋で行事が行われる
Date: 2009/12/02


揚輝荘
数日前のこと、
「雨上がりで紅葉が青い空に映えて今日は一番きれいかもしれない。観に来なさい」
と、早朝、兄からの電話。
たまたまフリーの日だったこともあり、夫に声をかけたが、仕事が詰んでいてとても無理というので、姉を誘って出かけることにした。

覚王山日泰寺の参道を抜け、初めてお参りもした。
日泰寺参道へは何度も来ることはあっても、とうの日泰寺さんにおまいりするのは初めてのこと。
暖かい日差しが気持ちよい。

その日泰寺に隣接しているのが「揚輝荘」だ。
松坂屋伊藤次郎左衛門氏の別荘として有名なところ、今はその管理を名古屋市が受け継いでいる。
車が走り抜ける道を入ると、さりげない門があり、砂利道がお庭へと導いてくれる。
受付で午後3時からの施設の説明案内の申込を済ませて、時間までお庭を散歩することにする。
紅葉は今を盛り・・・真っ赤に色づいている。
眩しいほどのあざやかさだ。
「ご案内のとき建物の2階から見られますと、もっとあざやかですよ」
と、受付の方が声をかけてくださった。
楽しみだね・・・と姉と私。

松坂屋伊藤家は、織田信長のお小姓を祖先に400年の歴史を持つ名古屋では有数の旧家。
その伊藤家が、大正時代から少しずつ別荘を建てて来て、戦前には33棟もの建物があったそうだ。お茶室だけでも9棟とか10棟とかと言っていた。
戦火で焼失してしまったものも多く、今はその中の数棟が保存されている。

1時間かけてその建物の中に入って、伊藤家の歴史や建物の由来や特徴など説明を聞きながらめぐるという楽しい時間だ。
維持管理が大変なことから、名古屋市に譲られたものの、伊藤家の伝統行事は現在でもこの施設の中で、おごそかに行われているとのこと。
不思議な感慨に浸った時間でもあった。

この広大なお庭がずっとひどい状態に置かれていて、今のように一般に公開できるようになるまでには、多くの人たちの大変な努力があったということを聞き、ほんとに良かった、ありがたいこと。

今では5年前にできた「揚輝荘をまもる会」のかたたちがボランティアで公開をしてくださっている。
松坂屋のOB、郷土史家、建築家、様々な分野のスペシャリストの集まりが「まもる会」を起ち上げ、ここを守ってくださっている。
5年前には、お庭の池はヘドロ状態、庭は竹が浸食して、腐葉土が50センチ以上も積っているような有様だったとのこと。
この5年の間には、地下にトンネルが見つかったり、貴重な雑草が発見されたり、そしてまだまだ、新しい発見がありそうだと目を輝かせて話してくれた兄に感謝です。

リタイア後、5年前から「まもる会」に加わってとても楽しそうな兄はステキだった。日泰寺界隈に住んでいるので、自転車で毎日のようにお掃除などに通っているらしい。

大満足の一日だった。
今度は冬枯れのお庭も良いですね。
そして、芽吹きの頃も素敵でしょう。

「なんじゃもんじゃ」が咲く頃も是非出かけよう。
名古屋で一番大きな「なんじゃもんじゃ」がありました。
真っ白にいっぱい咲くそうな。




Date: 2009/12/02


トンボダマイズム?
竹内大祐さんの個展企画をすすめていたが、ようやく実現する。
昨年るり工房から独立して初めての個展ということで、本人もかなりの緊張感の中で仕事を続けていると聞いている。
個展のタイトルをどうするか・・・と、竹内さんに連絡を取ると、返って来たのが「トンボ玉イズム」。

DMの原稿にする段階で「玉」を「タマ」にした。
ところで「トンボダマイズム」・・・・とは?
いったい何?・・・
竹内さんのとんぼ玉への想いを探るにはこの造語の意味を考えることかな。
以下は企画書に添えられたこの個展へのコンセプト。

「とんぼ玉という古代から有るものの中に、現代的な解釈やデザインで表現することを心がけています。
ガラスという固い素材を使いながら、モチーフの柔らかさや、線のしなやかさまでも表現できればと思っています。
大きさ、形、色、デザイン、それらがうまく調和したとき、凛とした作品になります。
ガラス工芸も民芸の一部ではなく、独立した文化芸術としてより多くの人に認識してもらえればと望んでいます。」

ここまでするのか・・・・と思わず声が出てしまうほどのモザイク玉が出来上がっている。
若い竹内さんが、どこまでこの技法を極めて行くのか、何よりの楽しみだ。
作品を楽しんで作る・・・という贅沢な気持ちを持続させていくことは、今の厳しい社会状勢の中ではたいへんなことかも知れない。
だが、こんなことを言っては問題かもしれないが(?)、竹内さんののんびりさがその厳しさを感じさせない。
これは年を重ねた私から見れば、何よりの才能だと思う。
工芸作家は作品をひたすら制作し、それを販売して初めて生活の糧となる。
「売らんかな・・・」の作品に流されてしまう誘惑に打ち勝って、自分の納得のいくものを作り続けていく、それができる環境を少しでも整える力になっていかれれば嬉しい。

元気なうちはずっと制作を続けていきたいと思う私にとって、若い作家のチャレンジは何よりの刺激だ。
昨夜の茂木さんのテレビでは、いつも新しいことを学習していくことこそ、脳の若さを保つ何よりの薬だとのこと。
多くの作家からたくさんの刺激を受けて、バーナーに向かおう。

若い作家が本物のとんぼ玉を作り続けていくこと・・・それが「トンボダマイズム」・・・私の勝手な解釈である。


昨夜はDMの宛名書きをした。
300枚余・・・すべて手書きで。
さすがに手が痛い。終了した時は夜中を過ぎていた。
先ほど、郵便局へ投函してほっとしている。

きょうはこれからバーナーに向かう。

24日からの個展を楽しみにして・・・。
たくさんの方に観ていただけると嬉しい。



Date: 2009/10/21


わんにゃんこ77
「マンホールの猫ちゃん」・・・と呼ばれています。
夫の事務所ベランダから下を見ると、いつもマンホールのふたの上で寛いでいるんだって。
カメラを向けたら、「なによ・・・」と、にらまれたみたいです。
Date: 2009/10/21


もちろん
もちろん、もちろん階段で
Date: 2009/10/18


元気ですから
会場を抜けてひとりで美術館巡り
安曇野近代美術館にて
Date: 2009/10/18


コラボ
講習会恒例のコラボレーション
今年の作品はワイングラス
赤木さん製作のワンコが逆さまについちゃった。(笑)
Date: 2009/10/18


リフレッシュ
9月一ヶ月の個展が無事に終了し・・・ほんとによく頑張った・・・と、自分で自分をほめて・・・。
ホントに沢山のお客様、そしていっぱいの嬉しい言葉。
ありがとうございました。
感謝ばかりの一ヶ月だった。

会期中もずっとバーナーに向かい、作品の追加を三回。
終了後、追加でご注文いただいている分もようやく目鼻がついて、今月中には納めることが出来そう・・・やっとパソコンに向かう。

先週の連休、安曇野への旅。
るり工房さんの講習会へ参加してきた。
・・・といっても、私は運転手兼添乗員。
教室の生徒さん7人と共に2泊3日の楽しい旅。

台風一過・・・何年か振りの大きな台風が去って、ぬけるような青空の三日間。
美味しい空気と、美味しい食事と楽しい仲間との再会、そしてあったかい温泉三昧。

空気が凛と張りつめるような朝、山の麓の旅館から講習会の会場へ向かう途中、畑の土から沸き上がる水蒸気にまわりがうっすらともやに包まれる。
気持ち良〜〜〜い!


又楽しい思い出を作って、元気いっぱいで帰って来れたのが嬉しい。




Date: 2009/10/18


page/ [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12]
キーワード OR  AND
[TOP]
shiromuku(u2)DIARY version 2.08