おはなやさん
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夏休みに入って・・・・といっても、学校へ行く子供がいなくなると、その季節感もちょっと薄くなる。 しかも今年の夏、暑い!!! 我が家の周りでは子供たちの遊ぶ声も聞こえてこない。蝉の鳴き声がやたらと大きく聞こえる。 文字通り猛暑の中、9月の個展に向けて制作中だが、休憩時間が多いこと・・・。 「熱中症に気をつけねば・・・」などと言い訳をしてはバーナーから離れて、休憩時間のほうが圧倒的に多いのは確かだ。
夫の事務所前の広場には子ども用の小さなプールがある。 水浴びの子や、プールの周りの公園を走り回る子供たち。 この炎天下、にぎやかな子供たちの声が終日続いて、「実に良い・・・元気がもらえるね」・・・・・と夫の言葉。 辛い事件があったから余計に子供の声が気にかかるらしい。
<生まれて何も知らぬ 吾が子の頬に/母よ 絶望の涙をおとすな/・・・/その頬は赤く小さく/今はただ一つのはたんきょう(巴旦杏)にすぎなくとも/いつ人類のための戦いに/燃え輝かないということがあろう>
2、3日前の新聞に載っていた詩人竹内てるよさんの詩。
先日夏休みでやって来た孫たちと久しぶりに遊ぶ。 折り紙でいっぱいお花を作って、かわいいおはなやさん、・・・。 リビングにひろげておはなやさんごっこが始まった。 お店屋さんになったり、お客さんになったり・・・やりながら次々にいろんなアイディアが浮かぶようで、花束用の袋やメッセージカードまで。 誕生日やお別れ会や・・・恋人に送るカードまで・・・。 花束ができるまでのお待ち時間の番号札やレシートまであって、いつの間にやらバアバの予想より早く成長して行くらしい。 楽しい時間があっという間に過ぎた幸せタイムだった。
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Date: 2010/08/04 |
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